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よい設計のためのデザインパターン入門

コース名

よい設計のためのデザインパターン入門

コース概要

オブジェクト指向でシステムを設計するためのスキルを一段高め、実際に通用するデザイン技術獲得を狙いとして、演習中心で実践的なトレーニングを行います。羽生田栄一をはじめとする豆蔵の上級エンジニアが複数の設計課題に対する受講者の課題回答モデルへのレビューをしていくことで、実際の状況に近い形でのデザインパターン適用およびオブジェクト指向デザインのノウハウを実地に学んでいく講座です。

日数

1日

時間

10:00 〜 18:00

受講料(税込)

52,500円

対象者
  • デザインパターンに関する基礎知識と適用の勘所を押さえたいソフトウェアエンジニアの方
  • オブジェクト指向設計に関して入門レベルから脱却できずに悩んでいるオブジェクト技術者の方
  • オブジェクト指向設計スキルを1ランクアップさせ実務で通用するソフトウェアアーキテクトを目指す方
前提条件
  • オブジェクト指向の概念や用語およびUMLに関する基本知識はすでに身につけていること。
    ※ 弊社トレーニング「UMLによるモデリング入門」修了程度の知識
  • 簡単な問題に対してUMLで具体的にオブジェクト指向分析・設計のモデリング作業を行うことができること。
    ※ 弊社トレーニング「UMLによるオブジェクト指向分析・設計演習」修了程度の知識
到達目標
  • 実務において与えられた短い時間でユーザーにとりあえず受け入れられる妥当な設計モデルをUMLで作れるようになる。
  • オブジェクト指向的発想にもとづくバランスのよいアーキテクチャを実務で設計する際の基礎を理解し、オブジェクト指向設計のモデリング中級テクニックが身に付く。
  • デザインパターンやアーキテクチャパターンを用いて未知の業務領域でも大きく外さないシステムデザインの自信がつく。
講師より

この講座では、デザインパターンの個々の説明よりも、なぜそのようなパターンが必要なのか、オブジェクト指向の設計原理にもとづいてきちんと理解できるようになることを目指します。その基本は「開閉原理(Open Coed Principle)」です。直感を通して学べるような演習も用意しています。ぜひ、みなさんに、オブジェクト指向デザインとパターンの面白さ、その射程範囲の広さと実用性を実感して帰ってもらえるように、がんばりたいと思っています。

内容

新規コースのため若干の変更が入る可能性はあります(大きくかわることはありません)。あらかじめご了承ください。

【第1日目】

  形式:講義+演習(個人)

1.オブジェクト指向設計のエッセンスとデザインパターン超入門

 オブジェクト指向設計および設計モデリングの実践的ポイント特に抽象化の基本的な考え方と技法について学びます。

1)オブジェクト指向設計とは何か、カプセル化と抽象化、インターフェース、開閉原則とデザインパターン入門

2)演習:簡単な例題で設計の基本を復習

2.デザインパターン入門(生成編)

GOF(*)の生成に関するデザインパターンの基本についてを学びます。

1)オブジェクト生成に関する設計課題と解決策:ファクトリ、シングルトン

2)演習:生成に関するデザインパターンの基礎と簡単な適用に関する演習とレビュー

3.デザインパターン入門(構造編)

GOFの構造に関するデザインパターンの基本について学びます。

1)オブジェクト群の組合せ構造に関する設計課題と解決策:アダプター、コンポジット、デコレータ、ファサード、プロキシー

2)演習:構造に関するデザインパターンの基礎と簡単な適用に関する演習とレビュー

4.デザインパターン入門(振る舞い編)

GOFの振る舞いに関するデザインパターンの基本について学びます。

1)オブジェクト群の振る舞いや協調に関する設計課題と解決策:コマンド、オブザーバ、ストラテジー、メディエータ、テンプレートメソッド

2)演習:振る舞いに関するデザインパターンの基礎と簡単な適用に関する演習とレビュー

5.ソフトウェアパターンに関する補足

設計原則やGoFのデザインパターン以外のソフトウェアパターンの概要について学びます。

1) オブジェクト指向設計原則(開閉原則、置換原則、凝集度と結合度、クラス間・パッケージ間依存関係の管理)

2) デザインパターン相互の関係や組合せ、分析モデルへのGoFデザインパターンの応用

3) アーキテクチャパターンやアナリシスパターン、アンチパターンなどのGoFがカバーしていない設計課題とその解決

6.デザインパターンにもとづく設計の総合演習

デザインパターンを実際のシステム設計・アーキテクチャ定義に適用する際のポイントについて演習を通して学びます。

1) あくまでもオブジェクト指向の設計原則にもとづいてデザインパターンを適用する態度を学びます

2) 演習:例題に対するデザインパターンの適用総合演習

7.ソフトウェアパターンの現在と未来

ソフトウェアパターンの背景と全体像やパターンランゲージ、アスペクト指向との関係など今後のソフトウェアパターンの発展の可能性について学びます。

(*)GOF:Gang Of Four[4人組]と呼ばれるGammma,Helm,Johnson,Vlissidesおよび彼らの著書「Design Patterns: Elements of Resusable Object-Oriented Software」(1995)を指します。