UML2.0マスター講座

コース名
UML2.0マスター講座
コース概要

オブジェクト指向におけるモデル表記法であるUML(Unified Modeling Language)は、1997年11月のバージョン1.1公開の後着実に普及し、今や世界規模でデファクトスタンダードの地位を確立しています。
その間UMLは版を重ね、2004年10月2.0の最終仕様が公開されました。UML2.0では、MDA(Model Driven Architecture)並びにコンポーネントベース開発への対応が図られ(組み込み系領域での適用性・有用性も向上しています)、これに伴いいくつかの図(ダイアグラム)が新規に追加され、いくつかの図で大きな変更が加えられるといった大きな改訂となっています。
UML2.0を適切に使いこなすには、それまでの1.xの改訂時とは異なり、これまでUMLを使っていた人でも、全体的に一回はきちんと勉強し直す必要がありますし、初めて勉強する方にとってはボリュームが大きく(内容の難度も高くなっている)、習得の困難度はより高いものになっています。
本講座は、ご好評をいただいている弊社の『UMLモデリング入門』を基にしたUML2.0習得講座で、従来同様、演習を交えながらUMLの表記法を効果的に学習していきます。また本講座では新たに、2.0のボリュームの大きさを配慮し、より短期間で習得できるよう、目的/対象者に応じて以下の3つのコースをご用意してあります。

【 UML入門コース 】

 対象: はじめてUMLを学んでみようという方

 特徴: 実践で必要となる基本的な表記法を2.0で習得します
      UML2.0で追加されたタイミング図などもとりあげています

【 UML2.0差分コース 】

 対象: 既にUML1.xは習得されている方で2.0での変更点だけを知りたい方

 特徴: 1.x(正確には1.5)からの差分(変更点、新規点)を習得します
      演習問題はビジネス/業務系領域用と組み込み系用から選択できます

【 UML2.0徹底マスターコース 】

 対象: UML2.0の全体を習得しようという方

 特徴: UML2.0の主要な機能を全て習得します
      演習問題はビジネス/業務系領域用と組み込み系用から選択できます
      ※ 3日間コースは最終日に総合演習を実施します

各社のモデリングツールもUML2.0準拠になりつつあります。UML2.0の理解がなければ、適切なモデリングもできません。実績ある弊社の講座で効率よくUML2.0を身につけてみませんか!

日数
【 入門コース 】  1日間 (6時間)
【 差分コース 】  1日間 (6時間)
【 徹底コース 】  2日間〜3日間 (各日6時間)
受講料(税込)
【 入門コース 】  420,000円 
【 差分コース 】  420,000円 
【 徹底コース 】  840,000円(2日間)、1,260,000円(3日間)
(想定受講者数15名。受講者数によって費用が変ることがあります。)
対象者
  • オブジェクト指向開発に携わる全ての方
  • オブジェクト指向を使用していない場合でも例えば以下の方
      仕様作成者 / 要求分析者 / 設計者
前提条件

【 入門コース 】、【 徹底コース 】

  • 特になし

【 差分コース 】

  • UML1.xの使用経験があること
到達目標

【 入門コース 】

  • UMLとは何か、採用のメリットを人に説明できるようになる。
  • UML2.0の学習した範囲内で記述されたモデルであれば(ie大方のモデルが)理解できるようになる。
  • 学習したUML2.0の図のいくつかを現場で使い始められるようになる。

【 差分コース 】

  • UML2.0で追加された図を使い始められるようになる。
  • UML1.xで記述された図をUML2.0で強化、書き直すことができるようになる。

【 徹底コース 】

  • UMLとは何か、採用のメリットを人に説明できるようになる。
  • UML2.0で記述されたモデルであれば全て理解できるようになる。
  • UML2.0の図の中から有用なものを選択でき、現場で使い始められるようになる。
  • 実践で必要となるモデルをUML2.0で適切に記述できるようになる。
講師より
今回のUML2.0 は機能が拡張されており、ソフトウェア開発以外に、組み込みシステムやビジネス領域にもより効果があるものになってきています。ソフトウェアエンジニアだけでなく、これから UML を導入して仕様書や設計書を改善していきたいと思っているシステム設計者 / エレキ設計者、オフショア開発のために仕様書改善を考えている人にも是非お勧めしたいコースです。
内容

【 入門コース 】

1.はじめに
  1) 本講座の目的
  2) 本講座を受けての達成目標
  3) 講義進行の目安
2.UMLの概要
  1) UMLとは
  2) UMLが提供する図
  3) UML普及の理由
  4) UML利用事例
3.オブジェクト指向の基本概念
  1) オブジェクトとは何か
  2) オブジェクトのもつ4つの特徴
  3) クラス〔Class〕
  4) インスタンス〔Instance〕
  5) カプセル化〔Encapsulation〕
  6) 汎化関係(継承)〔generalization (inheritance)〕
  7) 継承〔Inheritance〕
  8) ポリモルフィズム(多相性)〔Polymorphism〕
  9) インターフェイス〔Interface〕
[ 4.〜 16.UMLのダイアグラム ]
4. ユースケース図
5. クラス図
6. オブジェクト図
7. シーケンス図
8. 相互作用概念図
9. コミュニケーション図
10. タイミング図
11. ステートマシーン図
12. アクティビティ図
13. コンポーネント図
14. コンポジット構造図
15. パッケージ図
16. 配置図