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要求定義のためのユースケースライティング実践

コース名

要求定義のためのユースケースライティング実践

コース概要

要求をきちんと理解してユースケースとして定義するスキルを一段高め、実際の開発に通用する要求定義・管理技術の獲得を狙いとして、演習中心で実践的なトレーニングを行います。羽生田栄一をはじめとする豆蔵の上級コンサルタントが複数の課題に対する受講者の課題回答記述へのレビューをしていくことで、実際の状況に近い形でのユースケース・ライティングによる要求定義・管理のノウハウを実地に学んでいく講座です。

日数

1日

時間

10:00 〜 18:00

受講料(税込)

52,500円

対象者
  • ユースケースに関する知識と実践の勘所を押さえたい要求分析担当者やソフトウェアエンジニアの方
  • ユースケース図とユースケース定義の違いがわからずユースケースの有効性に疑問をお持ちの管理者
  • 要求分析スキルを1ランクアップさせ実務で通用する要求分析・システム分析エンジニアを目指す方
前提条件
  • オブジェクト指向の概念や用語およびUMLに関する初歩的な知識をもっていること。
    ※ UMLそのものは利用しませんので、初歩的な知識だけで結構です。
  • システム開発(特に上流工程)の作業概要イメージを持っていること。
    ※ オブジェクト指向開発である必要はなく、従来型の開発知識だけで結構です。
到達目標
  • ユースケース図だけでなく、ユースケース本体の目的と効用が実務的に理解できている。
  • ゴール指向にもとづくバランスのよいユースケース定義を実務で作成する際の基礎を理解し、実際の開発における要求定義で実践できる。
  • ユースケースを用いて未知の業務領域でも大きく外さない要求定義を行えるという自信がつく。
講師より

ばりばり演習をやって、原理的に理解するだけでなく直感的に「使えるユースケース」が書けるように指導いたします。演習は個人演習を中心に、それに対し講師がレビューを行う方法をとります。ビジネスや業務の目的から正しくシステムの振る舞いであるユースケースを導出していく方法を体系的にわかりやすく理解していただけると思います。ユースケースはオブジェクト指向と直接は関係ありませんので、オブジェクト指向は苦手だというホスト系SEや要求分析といった上流の経験しかないという方にも実践的に役立つ内容です。もちろん、オブジェクト指向の上流部分もしっかりマスターしたいというオールラウンド派OOエンジニアも歓迎です。

内容

新規コースのため若干の変更が入る可能性はあります(大きくかわることはありません)。あらかじめご了承ください。

【第1日目】

  形式:講義+演習(個人)

1.ユースケース図とユースケースの関係

ユースケース図のポイントとユースケースの基本的な考え方について学びます。

1) システムコンテキスト図としてのユースケース図、アクターと利害関係者、ユースケースとユースケース定義、開発スコープ

2) 演習:簡単な問題でユースケース図とユースケースの基本を復習

2.ゴール指向とユースケース

ゴール指向の観点からユースケースの目的と粒度の設定について学びます。

1) 要約・ユーザ目的・サブ機能、アクター満足度充足の原理、アクターと利害関係者、ビジネスユースケースとシステムユースケース

2) 演習:ゴール指向でシステムユースケースを設定するための演習とレビュー

3.ユースケース定義(1):概要と事前条件、事後条件

ユースケース定義の基本であるユースケース概要と事前・事後条件の書き方について学びます。

1) ユースケースの書式、概要の目的、事前条件に何を書くべきか、事後条件と最低保障・成功時保障、トリガー

2) 演習:概要と事前・事後条件の書き方に関する演習とレビュー

4.ユースケース定義(2):イベントフロー[メインフロー]

ユースケース定義の本体であるイベントフローの基本の書き方について学びます。

1) イベントフローとシナリオ、アクションステップの粒度、主成功シナリオ

2) 演習:メインフローとしてのイベントフロー定義の演習とレビュー

5.ユースケース定義(3):イベントフロー[代替フロー、例外フロー]

ユースケース定義の本体であるイベントフローの代替および例外のフローの書き方について学びます。

1) 拡張と拡張条件、代替シナリオと例外シナリオの書き方

2) 演習:代替フロー・例外フローの定義に関する演習とレビュー

6.ユースケースに関するその他の話題

ユースケースに関する上記以外のトピックスについて演習を通して学びます。

1) ユースケース間の関係、要求管理とユースケース、ユースケース利用の注意事項、システム開発への移行

2) 演習:上記トピックスのいくつかに関する問題

7.ユースケースライティングの実践的ガイドライン

今までの章を総合的にまとめて実践的ガイドラインとして提示します。

(*)本コースでは、アリスター・コーバーン「ユースケース実践ガイド:効果的なユースケースの書き方」の主張を基本的に採用して内容を独自に設定しています。