テストケース管理コース -テストプロセス革新のための第一歩:テストケース管理を極める-

概要

【ねらい】
Agile/DevOpsを含む開発プロセスやデリバリーの加速は、容易に成せるものではありません。ライフサイクル全体にわたるプロセスの成熟度を高めていくことが、遠回りのように見えてなお近道と言えます。では、どこから始めるべきなのでしょうか?


本コースではその最初の一歩として、テストケースの管理を学びます。これからテストプロセスの革新に取り組もうとされている、テスト現場の管理者の方を対象にし、コンサルティングやワークショップ等の内容を凝縮した演習メインのコースとなっております。


【目的】
可読性、再利用性、十分性を確保したテストケースの管理の実現
テストケースが適切に用意できているかが把握できる (過不足防止) …可読性
テストケースの再利用を促進する(無駄なテスト防止) …再利用性

日数

1日

時間

6時間 (10:00 ~ 17:00)

教育受講料(税込)

オンサイト
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対象者

ソフトウェア開発の経験があるか、自社におけるソフトウェア開発についての知識を持っている人
*開発経験について、主担当が開発(設計、実装)か、テストかは問いません

具体的なイメージとしては、以下のような方

  • テストケースを実際に書いたことがある人、または、実際のプロジェクトでテストケースをどのように書いているか知っている人
  • テスト設計~テスト実行のフェーズのマネジメントをしている人、または、する予定のある人
前提条件
  • ソフトウェアテストの基礎知識(テストプロセス、テスト設計技法)
  • ソフトウェア開発の基礎知識
到達目標

テストケース管理の要点を説明できるようになる
以下の観点から、現状のテストケース管理の問題点を列挙できるようになる

  • テストの可読性
  • テストの再利用性
  • テストの十分性
内容

形式:講義+演習
 

1. はじめに
目的・目標・スケジュール
前提知識、用語
 

2. テストケース管理のよくある間違い
テストの重要性・ テストでよく見られる問題・十分性が低い例・可読性が低い例・再利用性が低い例
 

3. 【演習1】
現状を振り返る
 

4. テストケース管理のポイント
全体的なポイント・十分性の確保・読性の確保・再利用性の確保
 

5. 【演習2】
テストケース管理を考える
 

【お知らせ】
本講座は㈱日本ヒューレット・パッカードの著作物です。
(株)豆蔵は本講座の開発、講師を行っております。
講座実施に関する契約は(株)日本ヒューレット・パッカードが窓口となります。