九州先端科学技術研究所と豆蔵がクラウド基盤を利用したビッグデータ解析に関する共同研究を開始

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九州先端科学技術研究所と豆蔵がクラウド基盤を利用したビッグデータ解析に関する共同研究を開始
~オープンデータ・ビッグデータの利活用を日本国内へ、普及の加速を目指す~

2014年8月1日
公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)
株式会社豆蔵

公益財団法人九州先端科学技術研究所(理事長:貫 正義、本社:福岡県福岡市、以下ISIT)と株式会社豆蔵(代表取締役社長 :中原 徹也、本社:東京都新宿区、以下豆蔵)は、クラウド上に構築されたデータ解析環境を、実際のビジネスに利活用するための共同研究を開始します。
ISITは、副所長の村上和彰 九州大学教授が中心となって国、県、市から提供されるオープンデータ、民間企業が提供する各種のデータを収集し、データ解析を行うクラウドサービスBODIC.org※を開発し、2014年10月より提供します。
豆蔵は、BODIC.org上のデータ収集・解析ツールを、実際のビジネス上の課題解決に使用し、必要とされる改良点や、より適した解析ツールや手法をISITにフィードバックしていきます。
これにより、ISITと豆蔵は、実践的な、オープンデータやビッグデータを利活用できるサービス環境を共同で研究していきます。研究の成果は、ISIT によりBODIC.orgに適時に反映されます。

オープンデータは、公的なデータが二次利用可能な形式で公開されることで、最も新しいサービスやビジネスが生み出される可能性を持っています。しかし、ただ公開されているだけで、新しいサービスやビジネスが生まれるわけではありません。今回、ISITと豆蔵が取り組むBODIC.orgでは、オープンデータを単に公開するだけではなく、自社のデータと合わせての分析を行ったり、分析結果のモデルを保存して他のプロジェクトに利用出来たりする機能も提供することで、よりビジネスに使いやすいデータ利活用環境を提供します。オープンデータの利用も、一層、促進されることが期待されます。

ISITと豆蔵は、今年度内にBODIC.orgに2件の公共プロジェクト、4件の民間プロジェクトに用いることを予定しています。対象となる分野は、教育分野(生涯学習)、インフラ等の維持管理・長寿命化、地理空間情報の活用、不動産管理等となります。

※BODIC.org (=BigData & OpenData in the Cloud)」は、データの蓄積と活用の基盤です。「すぐに使える多様な"データ共有"」「支援ツールによりデータを簡単に蓄積」「データを可視化するダッシュボード」「データ活用を支援するアプリケーション作成のAPI」「BYOD で分析ツールを利用できる」という特徴を持つクラウドサービスです。

クラウド基盤を利用したデータ分析環境イメージ

 

本件のお問い合わせ先

公益財団法人九州先端科学技術研究所(ISIT)
担当 : 吉松・梯
TEL : 092-852-345 または 092-852-3450 Email : メールアドレス

株式会社豆蔵 IT 戦略支援事業部ビッグデータ戦略支援グループ
担当 : 金子・中山
TEL : 03-5339-2136 Email :メールアドレス

以上