対話型AIエンジン『MZbot』を正式提供開始 ~AI+RPAで社員一人ひとりのデジタル秘書(パーソナルアシスタント)を実現~

株式会社豆蔵(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中原 徹也、以下 豆蔵)は、「デジタル秘書」を実現するための対話型AIエンジン『MZbot』を2018年2月15日(木)に正式リリースしたことを発表いたします。

『MZbot』はチャット画面を使った問い合わせ(Q&A)機能だけでは無く、RPAロボット、サービスロボット、クラウドAPI、IoTセンサ等と連携し、社員一人ひとりのデジタル秘書(パーソナルアシスタント)として企業活動における多くの業務を代行します。これにより、『MZbot』は「AI時代のワークスタイル」を実現します。

豆蔵が考えるAI時代のワークスタイル
豆蔵が考えるAI時代のワークスタイル

 

対話型AIエンジン『MZbot』の開発背景

近年、AI/機械学習、自動化技術等の先端技術の発展と企業における「働き方改革」の推進に向け、「チャットボット」「RPA」「サービスロボット」等の先端技術を活用したシステムの導入が急速に進んできております。

しかし、チャットボットやRPAの導入においては「チャットボットのルール作成における手間が膨大で、負担が大きい」「導入が大変なので、各種の業務への展開が難しい」「運用の方法が難しい(既存のシステムと運用の方法が異なる)」というような相談が、お客様から多く寄せられております。

そこで、豆蔵では「簡単に短期間で導入ができること」「各種の業務への展開や運用が簡単にできること」「導入・運用、ともに低価格であること」を実現するために、対話型AIエンジンである『MZbot』を開発いたしました。
 

主な特長

『MZbot』の主な特長(特願2017-179473)は以下のとおりです。

MZbot
   『MZbot』ロゴ

 

  1. 「AIベース」のエンジンでは非構造の学習データから抽出した特徴的なキーワードから回答候補を自動的に選出するため、導入におけるコストが最も大きいシナリオ(ルール)作成が不要になります。また、操作履歴を自動的に学習して利用者の操作性を自動的に向上させていきます
     
  2. 学習データは「Question(件名)」と「Answer(本文)」のセットのみの簡単な構造になっています。これにより、既存のデータ(良くある質問等)がある場合、非常に短期間で導入することができます
    上記の特長に加えて「ルールベース」のエンジンも実装しているハイブリッド構造であるため、万一、「AIベース」のエンジンで精度に不満がある場合にはキーワードやシナリオ(ルール)を追加して回答精度を向上させていきます。さらに、AIを使った「レコメンド機能」「サジェスト機能」「類語候補抽出機能」などの回答精度を高めるための独自機能も多数実装しております。
     
  3. RPAロボット連携」「サービスロボット連携」「クラウドAPI連携」「IoTセンサ連携」などのデジタル秘書を実現させるための各種の機能を、「拡張プラグイン」によりチャットボットから段階的に機能拡張させていくことができます
     
  4. REST-APIにより、既に導入済みの各種のチャットツールと連携することが可能です
     
  5. 最小構成の場合のZIPファイルを解凍するだけで動作するため、自社内でも簡単に運用可能です
     
  6. 導入後、各種の業務や部門への展開におけるコストを可能な限り低減できるよう、導入企業内に限りソフトウェアの複製は自由であり、かつ月額費用が発生しないライセンス体系(売り切り型)を採用しています
     
Q&A画面イメージ
Q&A画面イメージ
発注処理画面イメージ
発注処理画面イメージ

 

ソフトウェア機能

ソフトウェアの標準機能とオプション機能は以下のとおりです。

【標準機能】

WEBチャット、学習データ登録、類語登録、類語候補抽出、使用禁止語登録、ログ出力等

【オプション機能】

レコメンド、サジェスト、ログイン認証、BtoCライセンス、他社チャットツール連携、RPA連携、クラウドAPI連携、他システム連携、音声サービス連携、管理者モード、帳票OCR(開発中)

※動作環境はWindows、Linux、macOSに対応しております。また、クラウド環境、オンプレミス環境どちらにも対応しております。
※動作には別途Java実行環境(JRE)のインストールが必要となります。

 

導入支援サービス

導入支援サービスの標準作業とオプション作業は以下のとおりです。

【標準作業】

インストール作業(1環境)、学習データ作成支援、技術支援、問い合わせ・障害対応、精度向上支援

【オプション作業】

追加インストール作業、学習データ加工/整形作業

 

価格

最小構成の場合の初期導入費用は以下のとおりです。

【最小構成価格】(税別)

項目 価格
ソフトウェアライセンス 85万円~
導入支援サービス 320万円~
合計 405万円~

※『MZbot』ソフトウェアの導入企業内(役員様及び従業員様)に限り複製は自由(フリー)です。
 尚、ソフトウェアライセンス単体での販売は行っておりません。
※標準機能のみで導入頂いた場合でも、後日オプション機能(有償)を追加することにより機能の拡張が可能です。
 但し、導入時期によっては別途標準機能のバージョンアップ費用が発生する場合がございます。
※弊社にてデータ加工やデータ整形作業等を行う場合は別途費用が発生いたします。
※サーバ機器の費用は含まれておりません。弊社にて用意する場合は別途費用が発生いたします。
※保守サービスはスポット契約(作業日数ベース)のみとなります。

 

導入期間

最小構成の場合の導入期間は以下のとおりです。

【最小構成導入期間】

1.5ヶ月程度
(学習データ準備:0.5ヶ月程度、環境構築:0.5ヶ月程度、動作検証・精度向上:0.5ヶ月程度)

※各作業期間は学習データの容量や、弊社によるカスタマイズやデータ整形等のご支援内容により変動いたします。

 

今後について

豆蔵は、これから先端技術を使った新しいビジネスをご検討されているお客様に向けて、

  • お客様業務の生産性を最大限に高められる新機能の提供
  • 「システム企画支援・アイデアソン/ハッカソン企画支援」「最先端テクノロジートレーニング」「アジャイル開発導入支援」「RPA診断」等の先端技術導入サービスの提供
  • 「販売パートナー」「紹介パートナー」制度の導入による販売チャネル拡大

これらを積極的に推進し、お客様の課題解決と満足度向上に貢献することにより、導入コンサルティングも含め、今後3年間で3億円の売り上げを目指します。

 

導入実績・事例

既に多数の企業様にご導入いただいております。導入企業様の主な業種と導入事例は以下のとおりです。

【導入事例】

  • 大手商社様における社内システムQ&A、人事規定Q&A、投資規定Q&A
  • 大手生命保険会社様における保険商品Q&A
  • 大手転職支援会社様における社内システムQ&A 等

※『MZbot』は株式会社豆蔵が日本において商標出願中です。
  JavaはOracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
  その他、当プレスリリースに記載されている製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

 

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