豆蔵、ジュビロと生成AIを利用したコーチングノウハウ活用の実証実験を開始 ~AWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を活用~

株式会社豆蔵(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中原 徹也、以下「豆蔵」)と株式会社ジュビロ(本社:静岡県磐田市、代表取締役社長:浜浦 幸光、以下「ジュビロ」)は、Jリーグに所属する「ジュビロ磐田」のアカデミー(U-18)におけるコーチングノウハウの活用と、コーチング能力の向上を目的として、生成AIを活用した新たなコーチングサポート手法の実証実験を開始したことを発表します。
 

背景・目的

生成AIは驚異的なスピードで生活やビジネスの中で活用が検討されてきました。これまでAIの利用が想定されていなかった場面でも、より手軽で効率的かつ効果的なアプローチが可能になってきています。スポーツにおけるチーム強化においても、AIの活用はますます重要性を増しています。本プロジェクトでは、データ解析やプロダクト開発における豆蔵の豊富な経験・知見と、ジュビロが持つコーチング技術を基に、新たなコーチング手法を生み出し、アカデミーチームに所属する選手の強化育成を目的としています。
 

実証実験概要

本プロジェクトでは、ジュビロ磐田のアカデミーチームが持つトレーニングメニューやコーチングノウハウなどを入力データとして、生成AIの技術を利用して、コーチへの最適なトレーニングメニューの提案やコーチングに関する質問のフィードバックを行うことを予定しています。これにより、コーチングノウハウの蓄積やコーチング能力の向上に寄与するかを検証します。
 

アマゾン ウェブ サービス(AWS)を採用した理由

本実証実験ではAWSの生成AIサービス「Amazon Bedrock」を採用しています。検索拡張生成(RAG)の開発サポートツールなどがあり、容易にカスタマイズ開発が可能で、ジュビロがAWSのストレージサービス「Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)」を活用して蓄積・保有しているデータとの連携がしやすいことから、本プロジェクトで採用しています。
Amazon Bedrockを用いて検索拡張生成(RAG)などの手法を使い、独自データに基づいたコーチングサポート手法の検証を行います。
※RAGはAI技術を活用し、検索クエリを分析して関連情報を収集し、詳しくて精度の高い結果を生成する方法です。
 

今後の展望

本実証実験の成果をもとに、生成AIを活用したコーチングサポート手法の実用化を目指し、将来的にはジュビロ磐田のU-18以外の年代・カテゴリーへの導入や、他のスポーツチームへの展開も視野に入れています。また豆蔵はスポーツ領域だけでなく、製造業などさまざまな分野で、コーチングノウハウを活用できるプロセス・システムの確立を目指しています。
 

プレスリリース(PDF)

 

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