豆蔵デベロッパーサイト2025年6月の注目記事とトピックス
注目記事
豆蔵デベロッパーサイトの2025年6月の注目記事をご紹介します!よろしければまとめてご覧ください。
WSL上のPlaywrightの実行ブラウザを画面表示するときにハマったこと
WSL2で Playwright を使用している場合、ヘッドレスモードで動かす分には問題ないのですが、ヘッドレスモードをオフにして画面を表示しようとすると X サーバが必要になります。この記事では X Window System とは何か? から始めて Windows への X サーバ導入、Playwright の実行ブラウザを表示するための設定方法を説明しています。WSL で Linux の GUI プログラムを動かす場合にも参考になると思います。
Microsoft Presidio: 個人情報保護に特化したオープンソースツール
Presidio は Microsoft が提供する個人情報保護のためのフレームワークです。Python で実装されており、非構造化データに含まれる個人情報を高精度に検出できます。本記事では Presidio のセットアップから始まり、テキストデータから人名や電話番号を検出する、個人情報を匿名化するという基本的な使い方を紹介。さらに 個人情報 Recognizer や匿名化 Anonymizer をカスタマイズして業務独自要件に対応する方法も解説しています。Presidio に興味をお持ちの方には参考になるでしょう。
TwinCATで始めるソフトウェアPLC開発(その1:開発環境構築編)
TwinCATは Beckhoff Automation 社が提供するソフトウェア PLC で、リアルタイム性に欠ける Windows PC をリアルタイム制御可能な PLC として機能させることが可能です。開発環境(XAE)と実行環境(XAR)は別々のPCにインストール可能で、XAE は Visual Studio ベースの開発ツール、XAR はリアルタイム制御を担うランタイム環境です。本記事では、開発 PC と実行 PC を分けた構成を推奨しており、開発環境構築の手順を詳しく解説しています。
トピックス
「春の新人向け連載2025」が終了
3ヶ月にわたる新人向けの不定期連載が6月末で終了しました。
執筆者数は5名と少なめですが、記事数は24本。ソフトウェア品質管理のための統計入門」と「新人プロジェクトマネージャー」の2つの連載が公開されました。特に「統計入門は」は全15回という超大作です。
今後とも豆蔵デベロッパーサイトをよろしくお願いいたします。