プロジェクト体験型演習講座

概要

ソフトウェア開発を成功に導くには、プログラミング技術だけでなく、エンジニアリングの観点から開発工程全体を理解し、実践できることが不可欠です。

 

本講座「プロジェクト体験型演習講座」では、Arduinoを使って 組込みソフトウェアの基本とソフトウェアエンジニアリングの基本 を学びます。要件定義から設計・実装・テストまでの工程を順に体験し、ブレッドボード・センサ・LEDなどの実機を用いた演習を通じて、座学で得た知識をすぐに実践に活かせる構成となっています。単なる流れの模倣ではなく、各工程の意味や本質を理解しながら進められる点が大きな特徴です。

 

一般的な体験型講座は「全体を通す体験」に留まりがちですが、本講座では「なぜその工程が必要か」「どう考えれば次に進めるか」を重視し、エンジニアリング的理解を深めることに重点を置いています。これにより、活動をなぞるだけでは得られない、実務直結の知識とスキルを習得できます。

 

さらに、本講座は チーム開発の体験 を重視しています。役割分担や情報共有を通じてコミュニケーションを取りながら開発を進めることで、実務さながらの協働を経験できます。エンジニアリングを踏まえつつ、人との協力を伴った開発を学べる講座は非常に珍しく、受講者にとって大きな価値となります。

 

本講座は最大で 50名規模まで対応可能 です。実機を使った演習とチーム開発体験を通じ、参加者は開発プロセスの全体像と工程ごとの意味を理解すると同時に、実務で活かせる力を短期間で確実に身につけられます。新入社員教育や若手エンジニア育成に最適な、他に類を見ない研修です。

日数
3日
時間
6時間/日(10:00~17:00)
教育受講料(税込)
1,650,000円
※オンサイトでの開催となります。
※想定受講者数は20名です。受講者数が20名を超える場合は費用が変わります。
※受講料は予告なく変更・改定する場合がございますので、あらかじめご了承ください。
 
対象者
  • ソフトウェア開発の流れを実践的に理解したい初心者~中級者の開発者
  • システム開発の基本を体系的に学びたい新入社員・若手エンジニア
前提条件
  • 基本的なプログラミング知識(C言語)
  • UMLの知識は不要です
到達目標
  • なぜソフトウエア開発においてエンジニアリングが重要なのかを理解する
  • ソフトウエア開発の基本的な工程と各工程での活動を理解する
    • 要求(分析と要件決定)~設計~実装~テスト
  • チーム開発を体験する
    • 他のメンバーとコミュニケーションを取りながらの開発の体験
内容

1. はじめに


2. 業務としてのソフトウエア開発


2. 企業におけるソフトウェア開発の特徴
 
1)  顧客
 2)  品質
 3)  規模
 4)  納期
 5)  相反する制約
 6)  エンジニアリングの必要性


3. 組込ソフトウエア
 1)  組込ソフトウエアとは
 2)  組込ソフトウエアの歴史


4. 組込ソフトウエアの基本
 1)  基本的な考え方
 2)  Arduino
 3)  組込ソフトウエアプログラミングの基本


5. 要求エンジニアリング
​​​​​​​ 1)  要求エンジニアリングの重要性
​​​​​​​ 2)  要求エンジニアリングに出てくる用語
​​​​​​​ 3)  要求の特徴
​​​​​​​ 4)  要求エンジニアリングの全体像
​​​​​​​ 5)  要求分析
​​​​​​​ 6)  ユースケースを使った要求分析
​​​​​​​ 7)  ユースケースの効果


6. 要求分析演習
​​​​​​​ 1)  今回の題材:衝突警告装置
 成果発表について


7. 設計とは
​​​​​​​ 1)  なぜ設計が必要なのか
​​​​​​​ 2)  設計とは?
​​​​​​​ 3)  ソフトウエア設計の階層
参考資料:エンジニアリング活動の基本構造


8. 設計演習
​​​​​​​ 1)  設計演習
設計演習:設計課題の抽出
設計演習:解決方法の検討


9. 実装とは
​​​​​​​ 1)  実装の目的
​​​​​​​ 2)  主な活動
​​​​​​​ 3)  設計およびテスティングとの関連
​​​​​​​ 4)  ソフトウェア構築の基本原則
​​​​​​​ 5)  プログラム品質に対する意識
​​​​​​​ 6)  デバッグ


10. 実装演習
​​​​​​​ 1)  衝突警告装置の実現
​​​​​​​ 2)  衝突警告装置の機能
​​​​​​​ 3)  超音波センサの仕様
​​​​​​​ 4)  実装のポイント
 実現の難度
​​​​​​​ 5)  考察資料


11. テストとは
​​​​​​​ 1)  テストの今
​​​​​​​ 2)  テストとは?
​​​​​​​ 3)  テストの役割
​​​​​​​ 4)  テスト用語
​​​​​​​ 5)  テスト設計で大事なこと


12. テスト演習
 衝突警告装置のテスト


13. 成果発表