モデリング添削講座

概要

本教育は演習問題を通してUMLモデリングスキルの向上を図る教育研修です。

UMLは表記法を覚えるだけでなく、モデリングのために必要な思考法を身につけて初めて役に立つ技術です。そのような思考法を身につけるためには、多くのタイプの問題にぶつかり、考え方の誤りを指摘されることが不可欠です。しかし、通常の業務の中では多くのタイプの問題に当たることも、誤りを指摘されることもそうそうありません。そのため、モデリングスキルを身につけるには非常に多くの時間を必要とします。

そうした状況に対して、この教育研修では、モデリングスキル向上に必要な理想の環境を提供します。つまり、徹底的に多くの問題を解き、モデルの誤りを指摘していきます。

出題される問題は、弊社の培ってきた経験から導かれた、""モデリングスキルの向上に必要なポイント""に基づいて作られています。このポイントを網羅するように作られた問題は50問以上に渡り、その質の高さ、バラエティの豊富さは他に類を見ないものとなっています。(出題されるのはその中から選ばれた問題です)

また、この教育研修は添削型であることも特徴です。

出題→回答→解答配布で終わってしまうモデリング研修が多い中、本講座は受講生が作成したモデルひとつひとつに対して、添削を行います。この添削により、自身のモデルの良い点、悪い点が把握できるため、独力でモデリングの学習をした場合よりも効果的に、かつ短時間でモデリングスキルの向上を図ることができます。また、添削は通信添削の形をとるため、場所、時間を問わずに受講することができますので、業務後や週末の空いている時間を利用して、効果的にモデリングスキルを身につけていくことができます。

問題は難易度に応じてレベル1~レベル2まで用意されております。用意された問題を全てモデリングした頃には、あなたのモデリングスキルは確実にアップしています。
 

 

【レベル1】

内容:UMLの表記法の理解を問う問題。
日数:1.5ヶ月~
添削サイクル:3~6サイクル
1サイクル当りの出題数:3問
合計出題数:9~18問
 

【レベル2】

内容:間違いやすいポイントを含む問題。ダイアグラムを組み合わせる問題。
日数:3.0ヶ月~
添削サイクル:4~6サイクル
1サイクル当りの出題数:2問
合計出題数:8~12問
※レベル1から受講してください 

 

問題のレベル分け

モデリング技術はソフトウエア技術者にとって非常に重要な基盤技術です。UMLを覚えた後の次のステップとしてだけでなく、さらに上のモデリングスキルを身に付けたい方、また、これから業務でモデリングをする方、業務とは関係なく技術者としてのステップアップを目指している方も、是非、この教育研修を受講してみてください。

日数

【レベル1】
日数:1.5ヶ月~

【レベル2】
日数:3.0ヶ月~
 

教育受講料(税込)

お問い合わせください。

対象者

UMLモデリングのスキル向上を図りたい方

前提条件
  • オブジェクト指向の基本的な概念を習得している方
  • UMLの基本的な表記法を習得している方
    ※ UMTP L1、OCUP Fundamental取得相当の知識が必要です
到達目標
  • モデル要素を正確に適用したUMLのダイアグラムが描けるようになる
  • 複数のダイアグラムを組合わせても、矛盾が生じないモデルを作れるようになる
  • 実開発における複雑な事象を読み解きモデル化できるようになる
内容

【添削例】
ストップウォッチ(ラップタイムを4つ保存可能)をモデリングしてくださいという問題に対する回答と添削例(L2相当)