オリックス・システム様向け支援体制を強化「オリックス・システムプロジェクト本部」発足

報道各位

2014年6月19日
株式会社豆蔵

 

オリックス・システム様向け支援体制を強化「オリックス・システムプロジェクト本部」発足

 

株式会社豆蔵ホールディングス(証券コード3756)傘下の株式会社豆蔵は(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中原 徹也、以下 豆蔵)は、オリックス・システム株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:植木 康雄、以下 オリックス・システム)向けの技術コンサルティング体制を強化し、本年7月1日より新たに「オリックス・システムプロジェクト本部」を発足させたことを発表します。

豆蔵は株式会社オリックス様(以下 オリックス)の基幹系システムプロジェクトに約4年間に渡り、深く携わってきました。ご支援の範囲は、お客様視点でのアーキテクチャ企画設計及びプロジェクト全体の品質管理からフロントアプリケーションの開発、運用保守まで多岐にわたります。

アーキテクチャ企画設計の分野では、オリックス様のビジネスドメインをモデリングしたドメイン駆動設計(Domain Driven Design)という設計技法を採用しました。これにより、新たなビジネスの追加に容易に対応でき、かつ保守性の高いアーキテクチャを構築しました。また、そのアーキテクチャを採用した500名を超える規模(マルチベンダー)のシステムの設計・開発の横断的な支援も実施しつつ、開発ベンダーとしてアプリケーション開発、運用保守の支援も実施しております。

プロジェクト全体の品質管理では、豆蔵の得意とするソフトウェア工学の知見に基づき、各フェーズにおけるテストの横断的支援、継続的インテグレーション(CI)の導入による品質・保守性の向上、多くのサブシステムの段階的リリースを支える変更管理や構成管理の支援など、側面から支援を行って参りました。また、アプリケーション開発では、多くのユーザーが直接操作されるフロントシステムを構築し、稼働後の運用保守の支援も行っております。

上記結果として、昨年、オリックス 井上代表執行役社長から表彰を受けています。

また、開発プロセスとして、ウォーターフォールとアジャイルを組み合わせたハイブリッドアジャイルを採用しております。大規模プロジェクトにおいては、常に、プロジェクト全体が可視化されていることが求められる一方で、ビジネスの価値を実現するために柔軟かつ俊敏に対応することが求められます。そこで、要件定義・基本設計フェーズまではウォーターフォールで行い、実装フェーズ以降はアジャイルで行うことで、この2つの要素を満たしました。

さらに、運用開始後も、ビジネスの変更に対して柔軟かつ俊敏に対応するための体制作りを支援して参りました。単なるシステム障害への対応ではなく、システム障害の未然防止、システム運用の改善、ユーザーによるミスの抑制、業務効率の向上など、システム開発時のメンバーを中心に継続的・横断的に改善活動を支援しております。

今後、オリックス・システムがオリックスグループでの様々なITプロジェクトへの支援を更に強化するために、豆蔵では社内体制として「オリックス・システムプロジェクト本部」を7月1日付で発足させ、オリックス・システムへの技術支援を強化して参ります。本部長には荒木岳夫、副本部長には牟田 嘉寿が就任します。オリックスグループの重要なITプロジェクトを横断的かつ安定的に支援しつつ、オリックス・システムの技術力、企画力を更に高め高度IT人材の育成を加速していくことを狙いとしています。当初15名体制で取組み始め、今後順次拡大させていく予定です。

今回の「オリックス・システムプロジェクト本部」発足にあたり、取締役社長 植木 康雄様から次のようにご賛同の御言葉を頂いております。「オリックスグループをIT面から支えるオリックス・システム社にとって、実践的なシステムの設計・開発スキルを高めていくことは最重要テーマのひとつです。オリックスグループの大規模プロジェクトに参画いただき、また、設計・開発の領域において高度な専門知識を発揮頂いたエンジニア集団の豆蔵社とパートナーシップを深められることは、オリックス・システム社の取組みをより一層加速する大きな原動力になるものと確信しております。」

株式会社豆蔵について

1999年に設立された豆蔵は、情報化業務の最適化とソフトウェア開発スタイルの革新を推進するコンサルティングファームです。豆蔵は、先進の工学的手法をビジネスの現場へ、実践的に適用することで、情報化投資の最適化を支援するとともに、製品開発における品質・生産性の向上を支援します。
また、ソフトウェア工学に基づく独自の実践的な技術体系を指針に業務分析からシステム化計画の策定、要求分析、スピーディーで高品質なシステム開発から技術者教育に至るまで、ビジネス目標の達成という観点からお客様とともに課題の最適な解を追求します。

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株式会社豆蔵
営業管理部 広報担当
TEL:03-5339-2114 E-mail: