豆蔵、RPA導入“後”の企業向けの新サービス「RPA診断」を開始 ~RPAの“正しい適用”により、長時間労働の改善を目指す~

株式会社豆蔵(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中原 徹也、以下豆蔵)は、2018年2月より、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)のポテンシャルを最大限引き出すための「RPA診断」サービスを開始しました。

本サービスは、RPAを導入したものの期待していた効果を得られていない企業に対し、効果を最大限に発揮させるための解決方法を“診断書”として提供をいたします。

RPA診断サービス

 

背景

ホワイトカラーの業務効率化を標榜して、既に14%の企業で導入*1されているRPAですが「期待したほどの効果が得られなかった」「うまく運用できていない」「想定した時間内で、ロボットの業務が終わらない」というケースも少なくありません。

このような問題は、既にRPAを導入した後に認識されます。
その時点で、これらの問題を解決するためには、単に業務を分析するスキルだけでなく、RPAの仕組みや対象アプリケーションの構造など高度な技術知識やシステム開発スキルを持った「第三者的な視点」が必要となります。そのため、自社だけでは対応が難しい企業が多くなってきています。

*1ガートナージャパン株式会社(2017年10月)「ロボティック・プロセス・オートメーション (RPA) に関する市場動向と調査結果」より
 

サービス内容

問題解決にあたってRPA診断サービスでは 1.「要件診断」2.「現状診断」3.「ロボット診断」の3つの診断を実施し最適な診断書を作成します。

  1. 「要件診断」では、RPAで実現したかった“本来の目的”を確認します。システム化企画などの上流工程のコンサルティングのノウハウを活かして、業務目線での要件を確認します。
     
  2. 「現状診断」では、実際のRPA運用状況を確認し、要件診断の結果(本来は「何が」出来なければならなかったのか)とのギャップを明らかにします。
     
  3. 「ロボット診断」では、上記で判定されたギャップを埋めていくという観点から、ロボットのソースコードを評価して改善ポイントを抽出して「診断書」を作成します。

診断書で指摘された改善ポイントへの具体的な対応においては、ツールに依存しない柔軟な技術的視点から様々な解決手段を、別サービスとして提供いたします。

本サービスでは、お見積の段階でプレ診断として、業務画面の操作を記録した動画をご提供いただき、事前に診断ポイントを明確にしたうえで、診断を始めていきます。遠隔地や、拠点が複数ある場合に有効にご活用いただいております。
 

診断書の目次(例)

  1. RPAの概要(対象業務、利用部門、RPAオーナー部門、導入時期、使用ロボット)
     
  2. 要件診断結果
    ● RPAの導入時の課題・目的・効果(KPIなど)
    ● 要件に内在する問題点
     
  3. 現状診断結果
    ● 導入前の課題の解決状況(定量的、定性的)
    ● 現状の処理件数、業務手順における課題
     
  4. ロボット診断結果
    ● 処理速度に関する状況とボトルネックの要因分析
    ● 処理フローや例外処理に関する状況と要因分析
     
  5. 改善ポイント
    ● 即時実施可能な業務/ロボットの改善
    ● 本格的な業務/ロボットの改善
     

今後について

豆蔵は「RPA診断」をはじめとするRPA関連サービスの展開をさらに強化していきます。
「RPA診断」サービスをより多くの企業にご活用いただき、RPA導入効果を最大限に引き出すことで「働き方改革」の課題である「長時間労働の改善」の促進に貢献していきます。
 

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