豆蔵、一橋大学神岡研究室と生成AIを活用したプロスポーツビジネス改革のアイデア創出の共同研究を開始

株式会社豆蔵デジタルホールディングスの事業会社である、株式会社豆蔵(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中原 徹也、以下 「豆蔵」)は、過去のAIを活用したデータ分析プロジェクト、プロダクト開発の知見を活かし、一橋大学(本部:東京都国立市、学長:中野 聡、以下 「一橋大学」)経営管理研究科 神岡太郎教授が担当する神岡研究室の学生を対象としたプロスポーツクラブの生成AI活用についてアイデア発想とサービス化検討の共同研究を開始したことを発表いたします。
アイデアの発想に際しては、昨年度に引き続き、より現実的で実用性の高いアイデアを創出するため、Jリーグに所属する「ジュビロ磐田」に協力をいただき、プロサッカークラブの活動を具体的なモデルケースとして取り上げています。

この共同研究は、参加者が生成AIの機構や活用方法を理解し、スキルを習得することから始まり、その後、プロスポーツ全般や「ジュビロ磐田」について深くリサーチを行い、その結果を基に10月下旬には、「ジュビロ磐田」向けの施策提案を行います。

■背景

生成AIが驚異的なスピードで生活やビジネスの中で活用検討がされてきています。これまでは、AIを利用するためにはデータ管理、モデル作成・評価等のデータ活用に関する知識を持つ人材の育成が必要でした。しかし、生成AIは、過去の大量データから学習したモデルを用いて、ユーザからの質問や指示に対して適当なアウトプットを出力することが可能です。このような特徴から、生成AIを知識整理、アイデア出しの助けとして活用する組織が増えてきています。
一方で、プロスポーツクラブは、SNS等のデジタルサービス拡大による顧客接点の変化やESGの取組みへの要求等、新たな挑戦テーマに直面しています。
本研究を通じて学生の柔軟な思考による、プロスポーツとデジタル技術の新たな発想が生み出されることが期待されます。

■研究活動概要

豆蔵は、産学連携活動の一環として、一橋大学神岡研究室とデジタルマーケティングと変革に関する研究を継続しており、複数の企業の課題解決やマーケティング施策提案への取組みを行ってきました。
昨年度は、デジタル技術を用いたファン拡大をテーマに研究と「ジュビロ磐田」への提案プレゼンテーションを行いました。
本年は、実現の為のテクノロジーとして、生成AIを活用することをテーマとしています。去る6月27日(火)に、豆蔵講師による生成AIに関する研修を行い、生成AIのしくみの理解、さらに大規模言語モデルを用いたチャットサービスを使ったアイデア出しを経験することで、広く生成AIの持つ実用可能性とリスクを体験する機会となりました。学生参加者は、以降10月のジュビロ社へのプロポーザルに向けてリサーチとサービス検討を行う予定です。

 ◇ 生成AI研修

  • 生成AIの実用化例(文章、画像、音声、音楽 etc)
  • 生成AIの仕組み(何ができるのか、できないのか)
  • 生成AI体験(文章:生成AIの使い方)
  • アイデア発想壁打ち演習(ブレインストーミング:発散と収束)

 ◇今後の活動予定

  • 生成AI研修(6月27日実施)
  • リサーチ内容のまとめと提案準備(9月19日・26日予定)
  • 「ジュビロ磐田」へのサービス企画提案報告(10月24日予定)
     

プレスリリース(PDF)

 

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