「九州大学マス・フォア・インダストリ研究所 共同利用研究集会」の成果報告

豆蔵では、九州大学マス・フォア・インダストリ研究所が公募した「2022年度 共同利用研究計画」に採択され、2022年9月21日 (水) ~ 22日 (木)に九州大学にて「データ格付けサービス実現のための数理基盤の構築」をテーマにした研究集会を実施いたしました。

研究集会では、DX(Digital Transformation)やAIの急速な発展に際し、データの品質を数理的なアプローチにより判定して明示する「データ格付け」の実現に向けて、数理的な側面と現場への適用事例、そして経営者から期待についてそれぞれの立場から議論いただきました。さまざま実例をベースに、データ格付けという観点から数学が実生活や産業にどのように適用されていくかの研究内容の発表が行われ、その可能性を大いに感じることができました。
また、本研究集会と共催された国際ワークショップ:The 6th RIKEN-IMI-ISM-NUS-ZIB-MODAL-NHR Workshop on Advances in Classical and Quantum Algorithms for Optimization and Machine Learning からは特に数理的な側面において多くの示唆を得ました。

研究集会の各セッションの発表資料を取りまとめた 電子書籍「MIレクチャーノートVol.90」「MIレクチャーノートVol.91(英語版)」が発行されました。
次のURLから無料でご覧いただけます。

https://joint.imi.kyushu-u.ac.jp/post-8305/
https://joint.imi.kyushu-u.ac.jp/post-8351/
 

豆蔵コンサルタントの発表内容

データ流通とデータ格付け
安井 昌男(株式会社豆蔵 執行役員 C.D.O.(DX事業推進統括))

データ中心の説明可能AI
石川 真之介(立教大学 大学院人工知能科学研究科 特任准教授、株式会社豆蔵 デジタル戦略支援事業 AI-Techチームリーダー チーフ・コンサルタント)

少量データ向け機械学習
林 沛萱(株式会社豆蔵 デジタル戦略支援事業 AI-Techチーム コンサルタント)

組織的なAIの活用
中山 尚子(株式会社豆蔵 チーフ・コンサルタント)