わかるオブジェクト指向
豆蔵トップエンジニアがオブジェクト指向技術のエッセンスを噛み砕いてわかりやすく入門者に伝授いたします。なぜオブジェクト指向が必要とされるようになったのか、その有効性、UMLによる分析や設計と開発プロセスなどの基礎知識が学べます。モデリングとコミュニケーションのためのツールという観点からオブジェクト指向とUMLと反復型プロセスの基本を伝えます。
※ 本コースはUML1.5およびUML2.0どちらにも対応しております。
1日
10:00 ~ 17:00
- オープンコース:現在実施していません。
- オンサイト:お見積りいたします。お気軽にお問合せください。
※受講料は予告なく変更・改定になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
- オブジェクト指向に関する基本的な考え方・用語・基礎知識を身に付けたいエンジニア・管理者
- これからオブジェクト指向開発を導入する予定で体系的な入門をしておきたい組織のリーダーやエンジニア
特になし(一般のソフトウェア開発に関する基本的な知識ないし経験があると理解が容易になります)。
- オブジェクト指向の基本概念や基礎用語の意味が理解できる。
- オブジェクト指向やUMLのソフトウェア開発における有用性が説明できる。
- オブジェクト指向による開発のスタイルが従来のものとどのように違うかイメージが掴める。
【第1日目】
形式:講義+演習(個人+グループ)
1.なぜオブジェクト指向か
現在のソフトウェア開発においてなぜオブジェクト指向技術が必要とされるかについて学びます。
1) 現在のソフトウェア開発の課題
2) オブジェクト指向への道のり
3) オブジェクト指向の利点
2.オブジェクト指向の基本概念
オブジェクト指向のもとになる考え方・用語と概念を基本から学びます。
1) オブジェクトとは何か?(オブジェクトのもつべき性質)
2) オブジェクト指向の構成要素(クラス、カプセル化、継承、ポリモルフィズム)
3.標準モデリング言語UML
要求・分析・設計のためのモデリング言語UMLの有用性とUMLダイアグラムの概要について学びます。
1) モデリングとオブジェクト指向分析・設計・実装
2) 統一モデリング言語UMLの概要
4.オブジェクト指向開発プロセス
要求とリスクのコントロールを重視した反復型開発プロセスの特徴、従来型開発との相違について学びます。
1) 開発モデル(ウォーターフォールモデル、スパイラルモデル、オブジェクト指向モデルの概要)
2 )開発プロセス(統一プロセスとアジャイルプロセスの概要)
5.オブジェクト指向技術の現在(オプション)
オブジェクト指向開発に付随して知っておくべき関連技術の概要について学びます(オプション)。
1) プログラミング言語、永続化、分散、コンポーネントとフレームワーク、Webサービス、ビジネスモデリング他
※ いくつかの章で、内容の概念理解を深めるための演習を行います。