C#とUMLによる実践プログラミング基礎1

概要

オブジェクト指向プログラミングの基礎(インスタンスの生成と利用、名前空間/アセンブリとアクセス制御、継承、例外処理など)をC#で実現する方法を学び、そのメリットを理解します。さらに実践で活かすスキルを身につけるために、UMLで設計されたモデルからC#プログラムを実装する演習を行います。

日数

2日

時間

10:00 ~ 17:00

教育受講料(税込)

オープンコース:お取扱いしておりません
オンサイト:お見積りいたします。お気軽にお問合せください。
※受講料は予告なく変更・改定になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

対象者
  • C#を使ってオブジェクト指向のメリットを理解したい方
  • UMLで設計されたモデルからC#でオブジェクト指向プログラミングを行う方法を習得したい方
前提条件
  • C#の基本的な文法(変数、繰り返し、分岐判断など)を理解し、簡単なプログラムの作成ができる。

※ 弊社トレーニング「基礎から学ぶUMLとC#プログラミング」修了程度の知識

  • クラス図、シーケンス図の表記を理解できれば、講義内容がスムーズに理解できます。
到達目標
  • クラスとインスタンスの関係が理解できる。
  • C#を使ってオブジェクト指向の特徴やメリットを実現できる。
  • UMLで設計されたモデルを理解し、C#プログラムを実装するができる。
内容

【第1日目】
形式:講義+演習(個人)


1. オブジェクトについて
オブジェクト指向の重要な用語と概念について学習します。
1) オブジェクト
2) クラスとインスタンス


2. オブジェクトをC#で表現する
クラスとインスタンスのイメージを明確化することで、オブジェクト指向プログラミングの基礎を学習します。
1) クラスの定義とインスタンスの利用
2) 変数とメソッド
3) インスタンスとメモリ


3. 参照型
参照型のイメージを学習します。
1) 参照型の引数
2) 配列(参照型)
3) 複数のインスタンスの管理


4. (オプション)演習問題:社員管理1(演習1)
1日目で学習した内容を踏まえて、UMLで設計されたモデルからC#プログラムを実装します。特にパラメータ付きコンストラクタや配列を、実際のプログラムでどのように使うのかを確認します。


【第2日目】
形式:講義+演習(個人)


5. 名前空間/アセンブリとアクセス制御
オブジェクト指向の重要な考え方であるカプセル化をC#で実現する方法を学習します。
1) 名前空間
2) アセンブリ
3) アクセス制御


6. 継承
オブジェクト指向の重要な考え方である継承の概念をC#で実現する方法を学習します。
1) 継承
2) サブクラスの定義とインスタンスの利用


7. 例外処理
C#でのエラー処理機構である例外処理を学習します。
1) 例外と例外処理
2) 例外のキャッチ
3) 例外クラスとインスタンス
4) 例外のスロー
5) 例外処理の応用(例外の伝搬)


8.(オプション)演習問題:社員管理1(演習2)
本コースで学習した内容を踏まえて、UMLで設計されたモデルからC#プログラムを実装します。特に名前空間/アセンブリや例外処理を、実際のプログラムでどのように使うのかを確認します。