UML入門講座

概要

オブジェクト指向におけるモデル表記法であるUMLUnified Modeling Language)は、199711月のバージョン1.1が公開されてから現在まで着実に進歩/普及を続け、今や世界的なデファクト・スタンダードの地位をしっかり確立しています。MDA (Model Driven Architecture) やコンポーネント・ベース開発などへの対応/適用も図られ、ビジネス系/組込み系など分野の違いにかかわらず、モデル中心型の開発スタイルを目指す開発者にとって、UMLはほぼ必須のスキルになってきたと言って良いでしょう。

 

UMLに関しては、さまざまなホームページや書籍などで情報を収集することができますが、そういった情報源をもとに独学した人の中には、曖昧な解釈や間違った思い込みをしてしまっている人もチラホラ見かけます。また、初めてUMLを勉強する人にとっては、ボリュームが大きく、なかなか体系的かつ効率的に学習することができません。初期(バージョン1.*)の頃にUMLを習得された方にとっても、UML2.*で新たに追加された図や解釈が変わった表記要素などがあるので、全体的に一回はきちんと勉強し直す必要があります。

 

本講座では、UMLで定義されているおもな図/要素の表記法について、1日で体系的かつ効率的に習得していきます。特に良く使われる図のいくつかについては、簡単な演習も交えて体験的に理解を深めることができるようになっています。

 

UMLモデルを活用するオブジェクト指向開発に携わるすべての開発者にオススメの講座です。

 

なお、本講座には「初学者のための UML入門講座」 というバリエーションもご用意しています。これは、C言語を主に利用するエンジニアなどオブジェクト指向言語を用いない方を対象としたもので、インターフェイスやポリモーフィズムといった高度な概念や複雑なステートマシン表記などを省き、代わりにダイアグラムの全体像や連携を理解しやすくした、初めて学ぶ方でも安心して取り組める内容です。特に、C言語で開発するエンジニア、モデルベースで要件定義をしたい方に適した講座となっています。

日数

1日

時間

7時間(9001700)、初学者向け7.5時間(9001730

教育受講料(税込)

550,000
※想定受講者数は20名です。受講者数が20名を超える場合は費用が変わります。
※オンサイト・オンライン(Zoom等のオンライン会議システムを利用して実施可能)ともに同料金です。
※受講料は予告なく変更・改定する場合がございますので、あらかじめご了承ください。

対象者
  • はじめてUMLを学んでみようという方
  • オブジェクト指向開発に携わる全ての方
  • オブジェクト指向を使用していない場合でも例えば以下の方
    仕様作成者 / 要求分析者 / 設計者
前提条件
  • オブジェクト指向の基本的な概念を習得している方
    (「オブジェクト指向オリエンテーション」講座受講済み相当の知識がある方)
到達目標
  • UMLとは何か、採用のメリットを人に説明できるようになる。
  • UMLの学習した範囲内で記述されたモデルであれば(ie大方のモデルが)理解できるようになる。
  • 学習したUMLの図のいくつかを現場で使い始められるようになる。
講師より

ソフトウェア開発者だけでなく、これから UML を導入して仕様書や設計書を改善していきたいと思っているシステム設計者 / エレキ設計者、あるいはオフショア開発のために仕様書改善を考えている人にも是非お勧めしたい教育コースです。

内容

1.はじめに
 1) 本講座の目的/目標
 2) 講義進行の目安

 

2UMLの概要
 1) UMLとは
 2) UMLが提供するもの
 3) UML普及の理由/効果
 4) UML利用事例

 

3.オブジェクト指向の基本概念
 1) オブジェクトとは何か
 2) オブジェクトのもつ4つの特徴
 3) クラス〔Class
 4) インスタンス〔Instance
 5) カプセル化〔Encapsulation
 6) 汎化関係(継承)generalization inheritance)〕
 7) 継承〔Inheritance
 8) ポリモルフィズム(多相性)〔Polymorphism
 9) インターフェイスInterface

 

[ 4.~ 16UMLのダイアグラム ]

 

4.ユースケース図

 

5.クラス図
5章の詳細内容(他の章もほぼ同様の構成)
1)基本表記要素
 クラス、汎化/継承、関連、集約・・・

2)その他重要な表記要素
 クラス定義に関する補足、
 汎化/継承に関する補足、
 関連に関する補足・・・

 

6.オブジェクト図

 

7.シーケンス図

 

8.相互作用概念図

 

9.コミュニケーション図

 

10.タイミング図

 

11.ステートマシン図

 

12.アクティビティ図

 

13.コンポーネント図

 

14.コンポジット構造図

 

15.パッケージ図

 

16.配置図

 

17. おわりに