オブジェクト指向エンジニアリング実践講座

概要

本講座はオブジェクト指向を使った分析~設計に関する実践講座です。
これまでもオブジェクト指向による分析・設計の教育は、弊社の教育コースも含め、数多くありました。

しかしそれらは初級クラスを対象としたものであり、オブジェクト指向それ自身の習得に焦点が当たっていました。例えば設計で焦点が当てられているのは、いかに設計モデルを作るか・いかに良い設計モデルを作るかであって、いかに適切に設計を行うかではありませんでした。また題材もやさしいものが多く、現場で遭遇する難しい問題は取り上げられてきませんでした。


これらを受け開発したのが本講座です。
特徴は、

①オブジェクト指向を使ってどう適正・健全なエンジニアリングを実現するのかに重点をおいていること
②中上級者を対象に現場で遭遇する難しい課題を題材としてとりあげステップアップを図れるメニューを用意していること、にあります。
③既存コースでとりあげられていた内容もこれまでの教育・コンサルティング経験を基に大幅見直し・強化を図っています。


本講座はアーキテクチャ設計を陽にとりあげているのが大きな特徴になっています。
 

【 第 II 部:アーキテクチャ/基本設計 】
特徴:オブジェクト指向開発におけるアーキテクチャ設計の実際、UMLの活用方法を学ぶ。

日数

【 第 II 部:アーキテクチャ/基本設計 】 2日

時間

【 第 II 部:アーキテクチャ/基本設計 】 7時間 ( 9:30 ~ 17:30 ) x2

教育受講料(税込)

オンサイト
【 第 II 部:アーキテクチャ/基本設計 】 1,100,000円
※想定受講者数15名。受講者数によって費用が変わることがあります。

対象者
  • アーキテクト
  • 設計者
  • プロセスエンジニア(ie. SEPG)
  • プロジェクト管理者
前提条件

【 第 II 部:アーキテクチャ/基本設計 】

  • オブジェクト指向の基本概念(クラス、インスタンス、継承)を理解していること。
  • UMLの基本要素(クラス図、シーケンス図、ステートマシーン図、パッケージ図、コンポーネント図、パッケージ図、配置図)が使えること。
  • オブジェクト指向設計経験があること。(必須ではない)
到達目標

【 第 II 部:アーキテクチャ/基本設計 】

  • オブジェクト指向開発におけるアーキテクチャ設計の重要性を説明できるようになる。
  • オブジェクト指向開発におけるアーキテクチャ設計(ie. 構造化)の考え方を説明できるようになる。
  • 習った手順に準じ、オブジェクト指向開発のアーキテクチャ設計を実施できるようになる。
内容

【 第 II 部:アーキテクチャ/基本設計 】
 

1. はじめに
 

2. システム設計とは(復習)
1) システム設計プロセスの定義
2) 妥当性評価
3) システム設計書
3. アーキテクチャ設計の基本的な考え方
4. アーキテクチャ設計の進め方
1) システム要件の決定
2) システム要件書の確認
3) アーキテクチャ課題の抽出
4) アーキテクチャ候補の検討
5) パッケージの特定と定義
6) コンポーネントの特定と定義
7) コンポーネントインタフェース設計
8) メカニズム設計
9) アーキテクチャ評価