ソフトウェアテスティング実践講座

概要

本講座はソフトウェアテスティングのテスト設計・実装(テストケース設計)に関する実践講座です。


近年、テスト設計の教育は、弊社の教育コースも含め数多く開発されてきています。しかしそれらは初級クラスを対象としたものであり、テストケースの設計技法それ自身の習得に焦点が当たっていました。また題材もやさしいものが多く、現実的なテスト対象のごく一部しか扱っていませんでした。そのため、「テストケースの設計技法を適用するためにテスト分析・設計をどう行うか」といったような、現場で遭遇する難しい問題は取り上げられてきませんでした。例えば、オブジェクト指向・UMLベースで作った成果物(仕様、設計)からどうやってテストケースを導き出すかは、既存の教育講座ではあまり取り上げられていません。


これらを受け開発したのが本講座です。

特徴は、

(1)中上級者を対象に、具体的な仕様書、設計書から、どうテスト設計を進めていき、テストケース設計技法の適用までつなげるのかに重点を置いていること。
(2)具体的な演習題材はオブジェクト指向・UMLベースの仕様・設計を使っているため、UMLベースの仕様書を基にしたテスト設計の方法を習得できること にあります。


ソフトウェアテスティング基礎講座の第Ⅰ部・第Ⅱ部で学んだテスト設計・テスト実装の知識の実践・活用につなげたい方のみならず、オブジェクト指向・UMLベース開発におけるテストは具体的にどうなるか模索している方にも最適なコースとなっております。テストでお悩みの皆さん、是非本講座をご活用ください。

日数

2日

時間

6時間/日 ( 10:00 ~ 17:00 )

教育受講料(税込)

オンサイト : 1,100,000円
※想定受講者数20名。受講者数が20名を超える場合は費用が変わります。

対象者
  • アーキテクト
  • 開発者
  • テスト設計担当者
前提条件
  • UML・オブジェクト指向の各テストベースに対し適切にテストを設計できる
  • UML・オブジェクト指向のモデルベースのテストベースから、テストケース設計方針に基づき、各種技法を適切に使い、テストケースを構築することができる
到達目標
  • UML・オブジェクト指向の各テストベースに対し適切にテストを設計できる
  • UML・オブジェクト指向のモデルベースのテストベースから、テストケース設計方針に基づき、各種技法を適切に使い、テストケースを構築することができる
講師より

ソフトウェアテスティング基礎講座の第 I 部・第 II 部で学んだテスト設計・テスト実装の知識の実践・活用につなげたい方のみならず、オブジェクト指向・UMLベース開発におけるテストは具体的にどうなるか模索している方にも最適なコースとなっております。

テストでお悩みの皆さん、是非本講座をご活用ください。

内容

1. はじめに


2. 対象とする開発の概要
1) 基本的な開発プロセスの骨格


3. 典型的なテストレベルとテストベースの構成
1) 典型的なテストレベル
2) 典型的なテストベースの構成


4. 単体テスト
1) 単体テストの概要
2) 単体テストケース設計実践例
3) 演習問題


5. 統合テスト I
1) 統合テスト I の概要
2) 統合テストケース設計実践例
3) 演習問題


6. 統合テスト II
1) 統合テスト II の概要
2) 統合テスト II のテストケース設計例
3) 演習問題


7. システムテスト
1) システムテストの概要
2) システムテストのテストケース設計例
3) 演習問題