安全規格対応

ご支援の考え方

  • 安全規格対応は、規格書を読むだけでは、実際に対応することは難しいです。
    • 安全規格は、下図のようにエンジニアリングを基盤とし、その上に安全性を保証するための要件が定義されたものになっています。
    • 従って安全規格に対応するためには、規格書の前提条件となっているエンジニアリングを理解し、実践する力が必要になります。
    • その上で、安全に対する考え方、専門用語、技法/手法、トレーサビリティなど安全規格の内容を理解し、安全規格対応のプロセスの構築、各種技術/ツールの導入などの準備を行う必要があります。
  • このような特徴を持っている安全規格に対応した活動を現場に定着させるためには、以下のような進め方が必要と考えています。

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ご支援の例

サービス名 課題 施策
プロセス定義 IEC62304規格に対応しなければならない
  • IEC62304規格に対応したプロセス定義
  • 規格対応に必要な技術導入、ツール環境の構築
ALMを中心としたツール連携による開発支援環境の構築 安全規格に準拠した上で、効率化と品質を向上する必要がある
  • 既存プロセスの課題抽出とプロセスの見直し
  • ツール連携方法の定義
  • ALM、要件管理ツール、ビルド・テスト自動化ツールの選定と導入
  • 運用マニュアルの作成
ソフトウェア・テストの安全規格対応 安全規格対応で単体テストの強化をするだけではなく、テスト自体の期間や工数を増大させない方法を確立する必要がある

単体テスト~システムテストの安全規格対応

  • 各テストレベルの目的、十分性/網羅性基準、観点、テスト種類を定義
  • 各テストレベルで使用するツール選定とトライアルの実施
  • 安全規格のトレーサビリティ要件を満たすテスト管理ツールの導入
静的解析を使ったソフトウェア検証 信頼性・安全性が求められるソフトウェアの品質を確保するためには、ツールの活用方法を確立する必要がある
  • 静的解析・分析を取り込んだソフトウェア検証のワークフローの構築
  • 静的解析ツールの選定と導入
  • 静的解析結果の分析と対策案検討の方法の確立

 

安全規格対応の講座

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