組込みソフトウェアプロセス改善支援

プロセス改善支援の特長

プロセスを中心に人、技術の3つの視点からバランスの良いサービスを提供

  • 組織の実力に合わせた問題解決の支援
  • 手法やツールだけの視点での支援はせずにバランスよく支援
  • 改善活動を定着させるための仕組み作りを支援
  • 決められたことをきちんと守れる体質改善
  • 上級管理層/管理層が各々の視点でプロジェクトに介在するように改善を支援
  • ビジネスゴールの改善を目的に、使えるリソース、期間を基に改善戦略・改善計画を策定

 

プロセス中心のアプローチ

豆蔵のプロセス改善は、「システム/製品の品質は、それを開発・発展させるのに用いられるプロセスに支配される」というプロセス中心の考え方で実施します
プロセスとは期待通りの結果を出すために、活動、手順、手法、ツール、人を統合する手段です

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プロセス中心アプローチの理由

技術(ex.ツール(自動化)・手法)は有効で、その導入で解決できる問題は解決しましたが、今のソフトウェアの開発状況を救うには十分ではありません。優秀なエンジニアだけを集めても同じ問題が起きてしまいます

  • 主要な問題は:
    確定しない仕様、管理されない変更依頼、勝手に決まるスケジュール、不十分な開発/テスト時間…
  • プロセス改善の共通認識:
    顕在化した個別の問題の解決ではプロジェクト/組織全体の状況は改善されない
    ソフトウエア開発は複雑で、様々な要因が関連し合い、問題を引き起こします。現れている問題は氷山の一角。
    ゴール指向でプロセスに着目して、段階的にプロセスを良いものにしていく。それには地道に改善を積み重ねていくしかない

 

基本的な改善の進め方

改善には順序がある

  • 組織の実力に合わせた問題解決が必要です
  • 段階的なプロセスのレベルアップ、無理のないゴール設定(小さな改善)がポイントです
  • 先ずは基本的なプロジェクト管理ができるようになるところがスタートです
  • 改善はIDEALモデル(Initiating, Diagnosing, Establishing, Acting, Learning)に沿って進めていくのが基本です

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改善スケジュールの流れ

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現状把握

  • 現状把握の目的
    改善を進めるに当たり、現状をきちんと把握します = 改善計画・改善施策を立案できるようにします
  • 現状把握の目標
    • 開発活動の実態(ソフトウェアの問題、開発の進め方、現状の作業成果物の状態、開発者のスキル状態)の把握
    • 改善をする上で優先度が高い課題(”弱み”)の特定
       

改善実施

  • 改善の進め方の要点
    • 改善は、現場で行うこと
    • 改善は、1年単位で、成果を出しながら進めること
    • 改善は、成果目標(改善の成果、何をどう良くするのかの目標)を定めて進めること

 

豆蔵のプロセス支援の特徴

  • 軽いプロセスで実際に効果を得ることに重点を置いています
  • 組込み系のメーカー(ex. 自動車関連、事務機器、家電、半導体製造装置)を中心に実績があります
  • 少人数のプロジェクトに対する改善経験も豊富です
  • エンジニアリングの中身(ex. 設計のやり方、テストのやり方)やツールに踏み込んだ支援も可能です
  • エンジニアリング力の強化にスムーズにつなげられます
  • 必要に応じ、CMMI~エンジニアリング技術まで多くのトレーニングコースを提供可能です
  • コンサルタントはメーカーでプロセス改善活動をリーディングしてきたSEPG経験者で、プロセス改善で遭遇するあらゆる問題に対し、当事者の目線で一緒に解決を図っていくことができます