基幹系システム刷新

サービス概要

基幹系システムを刷新するにあたり、検討すべき項目は多岐に及びます。以下はその一部です。

 

プロジェクト管理

新システムのプロジェクト体制をどのように構築するのか、ウォータフォール・アジャイルのどちらまたは両方を部分的に採用すべきか、進捗状況や各フェーズにおけるコストをどのように分析すべきか、など
 

開発管理

各フェーズでどういった成果物を作成すべきか、成果物のフォーマットをどうすべきか、構成管理や変更管理をどのように実施すべきか、など
 

開発支援・保守支援

現行システムを元にどういったアーキテクチャを採用すべきか、消費税計算やマスター管理など共通的に利用できる部品はないか、どういった開発環境で開発するのか、環境構築やテストなど自動化できる定型的な作業はないか、製品の品質を上げるための工夫はないか、など
 

移行支援

現新比較をどのように実施すべきか(性能比較など)、新システムへの移行スケジュールをどのように組み立てるべきか、など

 

これらを踏まえた上で、スケジュール・リソース・品質という3つの制約の中で、基幹系システムの刷新を確実に遂行していく必要があります。
豆蔵は、数々の基幹システム刷新プロジェクトへの参画により、基幹系システムの刷新をサービスとして昇華しています。本サービスでは、基幹系システム刷新に必要な技術、手法、ツールを、基本計画から運用保守に至るまでご提供してまいります。
 

特長

基幹系システムの刷新は、単なる受託開発では実現できません。豆蔵による基幹系システムの刷新の最大の特長は、以下のような実行方式により、効率・品質のバランスが取れた可変性・保守性の高いシステムの開発を実行できる点にあります。
 

  1. オブジェクト指向を用いた要件分析から要件定義、設計までのシームレスな実行
  2. 非機能要件やシステム構築要素を固めるアーキテクチャ設計
  3. 開発効率や保守性を高めるフレームワーク標準部品化設計と開発
  4. システム動作環境に沿って、システム要件から運用までの実現を各処理分野ごとに定めるシステム方式設計
  5. 完全な要件仕様を決めなくても、具体化するシステムの機能を共有しつつ、完成度を高めていくアジャイル開発
  6. 単体テストから結合テスト、システムテストを効率的かつ全体整合性を維持しながら変更品質を繰り返しテストするテスト自動化ツールの活用
  7. システム要求側と開発側間・開発チーム内の情報共有や成果物管理などの開発支援ツールの選定と活用

 

導入の進め方/支援例

 

プロジェクト管理支援

まずは、システム発注者様による基幹システム刷新の目的・ゴールを元に、「プロジェクト管理」の支援を実施します。
 

開発支援

そして、豆蔵が最も得意とする「開発支援」では、現行システムを用いた技術的な観点での課題やリスクの抽出を行います。その上で、システム発注者様の技術的な制約を踏まえ、アーキテクチャの策定・設計・構築支援を実施します。
 

開発フェーズ

また、開発フェーズでは、「開発管理」という立場から開発全体のとりまとめを支援しつつ、性能改善など技術的な支援も実施します。さらに、「移行」にあたっては、必要となるテスト計画の策定支援から、開発チーム全体のとりまとめも実施します。そして最終的には、「保守支援」という形で、お客様または指定ベンダーが保守・運用を実践できるところまでご支援してまいります。
 

この一連のご支援によって、まずは情報利活用に向けての基となるSoRを、基幹システムの刷新によって実現します。そして次のフェーズとして、関係先との連携やユーザーライクなシステムを実現するSoEを目指せます。また、ご要望に応じ、発注者側への内製化支援や、IT戦略支援への能力開発もご提供いたします。